消し飛ぶ数、4500兆
まず、お礼とか色々。
前回の記事において、たくさんの方が反応、及び閲覧をしてくださったこと、誠に感謝致申し上げます。
今回の記事はその続編にございますので、まだの方はそちらを先にご覧下さい。
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それと、「《倍ナルファンタジー》を無限に唱えられるループを開発した方が早いんじゃ?」という指摘を頂きました。
これに関しては私も「まあその方が早いよな...」と思いつつ、件の記事、及び本記事はあくまでも「理論上の有限数の限界を追求する」記事なので イライラする方には申し訳ございませんが、このスタンスで行かせていただきます。何卒ご了承ください。
では、始まります。
さて、前回十王編の新カードである《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》を使って有限数の限界を試した。
上の画像はその時の結果である。パワーが1兆というとんでもない数値を叩き出した。
しかし、この数値はまだ限界と呼べる数値ではなかった。上には上がいたのである。
余談だが、《残酷な根本原理》のフレーバーテキストが私は非常に好みである。
閑話休題。 本題に戻る。
パワー1兆という膨大な数字、それを突き破る鍵となったのは、ジョーカーズという種族だった。
『切札』の代入
前回は「パワーを倍にするカード」を用いて有限数最大のパワーを持つ《百万超邪 クロスファイア》を魔改造した。
しかし、筆者は大きなミスを犯していた
なんと、倍にするカードはまだ2種類存在していたのである。
《ワイルド・シールド・クライマックス》と《ジョラゴン・ビッグ100》、この二種類である。
なんとこの2体、驚くべきは、倍にする対象が どのクリーチャーでも構わない ということ。これはジョーカーズに、というか近年見るカードに見られる欲張りな効果である。あな恐ろしやインフレーション
この2体をお馴染みの《百万超邪 クロスファイア》にぶっ込む。
...と、ここで筆者に天啓が降りてきた。
あのカードを入れたらとんでもない事になるのではないか、と
それは...
ジョーカーズという種族。
両者共に共通する「Cip(バトルゾーンに出た時発動する効果のこと)による倍ソ(倍にするソース)」。
そう、ヤツのお出ましである。
《ジョット・ガン・ジョラゴン》
双極編にて登場し、今も尚環境に出入りしているマスター・ドラゴン。
このクリーチャーといえば「ジョラゴンビッグ1」という固有能力。
なんと手札から捨てたジョーカーズ・クリーチャーのCipを使うことができる。という、冷静に考えたらぶん殴りたくなるような記述をしている。
こいつを1体?・・・いや、当然4体立てる。
ジョラゴン×4*捨てる枚数8枚=32
ざっと計算して2^32倍である。
前回の倍率の2^20をたった3種類ではるかに越えてしまった
これはとんでもない結果が割り出せるかもしれない。
筆者はおそるおそる電卓に数値を入れた...
いざ、計算
まず、前提として
・このブログは有限数の限界を目指す記事である。
・計算するにあたって、最高値を割り出すため「パワーを倍にするカード」及び、「それらの力を最大限引き出しうるカード」を使用する。
・あくまでも、「理論上」であり、実践に使えるかどうかは考えないものとする。
使用するカード達
《パワード・スタリオン》×4
《爆竜凰 ドラギリアス》×4
《ゾーShock/倍ナルファンタジー》×4
《剛力羅王 ゴリオ・ブゴリ》×4
《ジョット・ガン・ジョラゴン》×4
《ワイルド・シールド・クライマックス》×4
《ジョラゴン・ビッグ100》×4
《ビックリ・イリュージョン》(種族はティラノ・ドレイクを指定する。)
《二刀流トレーニング》
《百万超邪 クロスファイア》
数式にすると
1007000×2^52
さすがに筆算でやると気が引けるので今回も電卓に頼る。
・・・が
何やら、電卓で遊ぶとよく出てくる記号が出てきた。
さすがに壊れたのか、と焦って調べたところ、
この「eなんちゃら」は10の何乗かを表す記号らしく、
上の数値をわかりやすく直すと、
4.5×10^21
つまり...
45垓3512京4824兆7620億8950万
......
45「垓」である。デュエマを遊んでいる方々にとっては最近チーム零のクリーチャー達で見たばっかりではなかろうか。
ブレイク数は75京5854兆1374億6034万8300枚
デッキ1京8896兆3534億3650万8708個分である。
そして、新たに疑問が浮かぶ。
「ドルマゲドンどんだけ倒せるんだ...?」
計算してみたところ。
めっちゃ殺せる。
未曾有すぎる終末でもみんなで力を合わせて《パワード・スタリオン》四刀流をしていれば(刀なのか?)何とかなる、ということを我々はデュエル・マスターズに教えてもらった。
引き続き、有限数の限界を我々は追求していく。
最後に
そんなにドルマゲドンいるんだったらもう諦めて寝てる。